飛雁閣さんのワイン・ディナーに行ってきました 2013年08月27日 |
こんにちは、ネット担当の末永です。
ここ数日になって気候も過ごしやすく、どことなく秋の気配がしてきましたね。
さて8月23日に銀座・飛雁閣さんで、やさし〜い!中華料理とワインのマリアージュが楽しめるワインディナーにお邪魔してきましたので、そのご報告です。
この日は飛雁閣さんのお客様とVSVのお客様で、会場はほぼ満席です。
テーブルにはグラスに混じって赤い花びらも飾られ、素敵な雰囲気です。
クレマン・ド・ブルゴーニュで乾杯した後は、お料理とそれに合わせたワインがサービスされていきます。
前菜に出された”5種のテイスティングプレート”は、見た目も楽しめる一皿でしたよ。
次にサービスされたのが、個人的にも印象的だった組み合わせでした!
”フカヒレの姿煮”に合わせてサービスされた2010 Chablis 1er Cru Cote de Lechetは、フィリップ・シャルロパンの息子であるヤン氏の力作です。
シャブリはとってもミネラリーで、酸もシャープな「さっぱり白」のイメージですよね。
でも今回のワインは、濃厚な色合いと木成りフルーツの香りに混じって蜜やバターの香ばしさ。
良い意味で期待を裏切ってくれました!
時間が経つにつれ香りも味わいも豊かになり、フカヒレの濃厚だけど透明感のある味わいにピッタリ♪
次に”ハンガリー鴨のスモーク オレンジソース”に合わせてサービスされたのは、'09ジュヴレイ・シャンベルタン・V.V.
鴨に合うのはもちろんですが、意外だったのは後に出された”松阪牛炒飯”とも良く合っていたこと!
ジュヴレイ・シャンベルタンの男性的でスパイシーな味わいが、さっぱり目に味付けされた炒飯ととてもマッチしていましたよ!
続く”活きアワビのオイスターソース煮”と合わせてサービスされたのは、シャンボール・ミュジニー・1er Cru・ラ・コンブ・ドルヴォーV.V.。
ピノ・ノワールが2銘柄続いてワンパターンになるかと思いきや・・・
男性的でスパイシーなジュヴレイ・シャンベルタンと、女性的でエレガントなシャンボール・ミュジニー。 タイプが異なっていて、飽きることがありませんでした。
今日のワインリストは以下の通りです。
★Cremant de Bourgogne Brut
(ドメーヌ・ブルーノ・クラヴリエ)
★2010 Chablis 1er Cru Cote de Lechet
(ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン)
☆2009 Gevrey-Chambertin V.V
(ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ)
☆2009 Chambolle-Musigny 1er Cru La Combe d'Orveaux V.V
(ドメーヌ・ブルーノ・クラヴリエ)
★Marc de Bourgogne
(ドメーヌ・デュジャック)
※上記のうち☆のリンク先は、ワイン会で供されたものとヴィンテージが異なりますのでご注意ください
デザートの”ココナッツミルクのスープ”は夏にピッタリ!
ほろ酔い気分に優しく染みる甘さですね♪
飛雁閣さんの中華料理は「滋味を追求した料理」。
その味わいはとても優しく、ワインとの素晴らしいマリアージュが堪能できました。
食とワインの奥深い世界。
まだまだ学ぶことが多そうです♪